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2008年02月21日

「カード・カレッジ1」ロベルト・ジョビー

2 カード・カレッジ1(ロベルト・ジョビー)評価5.0
ロベルト・ジョビーのカード・カレッジ〈第1巻〉

カードマジックの技法を中心に、
カードマジックの過程をやさしい説明とわかりやすい図によって解説。
カードマジックを始めたいあなたにぜひおすすめしたい名著。


すごい本。
この本を生んでくれたジョビーに感謝!
この本のせいで、
いろんな時間がカードマジックの練習時間へと消えていった。

1冊5000円はたしかに高い。
けれど、それに見合うリターンがある。
カードマジックをやりたいと思うなら諦めて購入しましょう。
でも、5000円は冒険だと思うので、
図書館とかで借りて様子見をするのもよいかもしれない。
ぼくもそうしたし、まあ、結局、買っちゃったけど。

内容はカードマジックで使う技法中心。
カードの各部分の呼び名やカードの正しい持ち方など。
本当の基本の基本から解説してある。
この1冊に書かれた技法を一通り習得することには
カードマジックの基礎ががっちりできあがる。

もしこの本に出会わなかったら、
ここまでカードマジックにのめり込んでなかっただろうなー。
posted by 歯車 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 5つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「図解雑学 TCP/IP」ユニゾン

1 図解雑学 TCP/IP(ユニゾン)評価4.0
図解雑学 TCP/IP

「IPアドレス」って何?
ネットをやっているとよく見る単語だけど、
何の役に立つのか全くわからない。
そんなあなたにおすすめするネットワーク入門書。


わかりやすく読みやすい良書!
ネットの仕組みや、やっているとよく耳にする単語を丁寧に解説してある。
「ひとつの題目に対して見開きを1ページを使って解説」という理解しやすい構成もうれしいが、
加えて、右ページがすべてイラストによる解説となっており、
文章を読んでわからないことがあっても、
イラストを眺めることで理解することができる。

ネットをやっていて技術的なことを少し知りたいなーという人におすすめ。
posted by 歯車 at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 4つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

「鹿男あをによし」万城目学

80 鹿男あをによし(万城目学)評価4.0
鹿男あをによし
大学教授の勧めで主人公がなったのは、期限付きの高校教師。
そこで出会ったのは寡黙で反抗的な堀田イト。
そして、いつの間にか主人公は「サンカク」を巡る戦いへと飲み込まれていく。
壮大そうで実は小さい不思議な青春小説。

おもしろい。
前作「鴨川ホルモー」よりもユーモアは抑えられているものの、
個人的には物語として楽しく読めたこちらのほうが好き。
ホルモーの主人公の性格が優柔不断で煮え切らなかったけど
本作はどことなく割り切ったさっぱりした性格だったのが、
爽快さにつながりそれがよかったのかもしれない。
堀田イトのキャラクターもよい。
口では語りはしないが要所では必ず登場し行動で気持ちを示す。
こそばゆい感じがたまらない。
次回作も楽しみ。
posted by 歯車 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 4つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

「麦の海に沈む果実」恩田陸

78 麦の海に沈む果実(恩田陸)評価3.0
麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

三月以外にやってくる転入生はが学園に破滅を招く。
理瀬が迷い込んだのは不思議な言い伝えのある三月の国だった。
退廃的で閉鎖的な世界をうつくしく描いた物語。

「六番目の小夜子」とよく似た雰囲気の作品。
物語が進むほど悲惨なことがおきそうな不気味さはいいと思う。
ただおもしろさはいまひとつだった。
ミステリとして読むと事件の真相は大風呂敷を閉じるために
無理矢理つじつまあわせた感じですっきりしない。
青春小説として読んでも登場人物は淡々としており熱くなれない。
恩田陸さんは人気の作家さんなので、
流れにのっていくつか読んだけど、ぐっと来るのはなかったなー。
やっぱり合わないのかね。
posted by 歯車 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ワーキングホリデー」坂木司

77 ワーキングホリデー(坂木司)評価3.0
ワーキング・ホリデー

ホストから大八車を引き回す宅配便屋へ。
主人公の前に息子と名乗る小学生が現れたとき、すべてが変わった。
特別なひと夏を過ごしたある親子の物語。

坂木さんの作品はだいたいミステリ的な味付けがされているけど、
珍しく今回の作品はその要素がない。
その分ハートウォーミングなストーリーに重心を置いている感じ。
物語自体はおもしろかったのだけど、
ページ数が少なかったためか展開が早く盛り上がる前に終わってしまった気がする。
もう少しゆっくり丁寧に話が進めば、もっとおもしろくなったかも。
posted by 歯車 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月12日

「僕僕先生」仁木英之

73 僕僕先生(仁木英之)評価4.0
僕僕先生

働くこともせず親の財産を食いつぶすだけの自堕落な日々を過ごしていた王弁。
可憐な少女仙人、僕僕との出会いが彼の心を動かした。
古代中国を舞台にしたほのぼのするファンタジー小説。

ネットの書評に「冒頭の王弁は古代中国版ニート」と書かれていたが
親の財産を食いつぶしながら近くの居酒屋に通う姿はまさにそう。
「うおー、王弁!しっかりせい!」と思わず語りかけたくなるほどの自堕落っぷり。
そんな王弁が僕僕との出会いにより成長していく様は心地よい。
からかわれていると自覚しながらも僕僕に翻弄される王弁のうろたえる様子も微笑ましい。
切なくも幸せなラストには涙汲んでしまった。
さすがファンタジーノベル大賞と納得できる作品だった。
posted by 歯車 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 4つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

「オーロラーマシーンに乗って」明川哲也

72 オーロラマシーンに乗って(明川哲也)評価3.0
オーロラマシーンに乗って

影の世界で生きてきたヨキ。
彼が作ったのは高さ9000メートルから滑り落ちるジェットコースターだった。
温かい何かに気づかされる3つの寓話。

作品の雰囲気がいしいしんじの「雪屋のロッス」さんに似ていた。
不思議な話を求めて読んでみたけど、苦手な寓話風の作品だった。
この手の作品は肌に合わない。
posted by 歯車 at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月29日

「失われた町」三崎亜記

71 失われた町(三崎亜記)評価3.5
失われた町

かくて月ヶ瀬の町の住民は消滅した。
消えた大切な人を思い残された人々が月ヶ瀬へと集う。
定期的に町の住民が消滅する奇妙な世界を描いた非日常小説。

相変わらず、三崎さんは奇妙な世界を説得力を持って描くのが上手だと感心。
変な世界の変なルールを楽しむことが出来た。
これまでの作品と違うなと感じたのは作品の中の人間関係。
これまではドライな印象だったけど、
今作が人のつながりを描いたものであるためかウェットな感じを受た。
これまでの人間関係のドライさが好きだったので少し残念な気するけど、
これはこれで新しい作風の生まれる予感も感じられ次回作に期待してしまったよ。
posted by 歯車 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「愚者と愚者」打海文三

69 愚者と愚者 上下(打海文三)評価3.5
愚者と愚者 (上) 野蛮な飢えた神々の叛乱

内戦状態が続く荒廃した日本。
20歳になった海人は孤児部隊の司令官となっていた。
荒んだ世界で生きる少年と少女の成長物語。

「裸者と裸者」の続編。
海人が戦場の一兵士ではなく司令官になったためだろう。
戦術的な視点ではなく戦略的な視点で物語が進み、
前作で漂っていた戦場の臨場感や緊迫感がが若干薄れてしまった気がする。
それが少し残念。
けれど、相変わらず一気読みさせられるぐらいおもしろい。
続編が出るのが楽しみ。
posted by 歯車 at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「裸者と裸者」打海文三

67 裸者と裸者 上下(打海文三)評価4.0
裸者と裸者〈上〉孤児部隊の世界永久戦争

レイプ、強盗、人身売買が日常としてはびこる荒廃した内紛下の日本。
混乱の中で両親を失った海人は幼い妹と弟を養うため小さな手に銃を握った。
荒んだ世界で生きる少年と少女の成長物語。

ページを開いてその日のうちに一気読み。
文句なしに面白い。
海人やその周囲の人々が悲惨な状況の中でも温かい絆で結ばれているところが胸を打つ。
posted by 歯車 at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 4つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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