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2007年03月21日


今年は花粉の飛散量が少ない。

その言葉を信じて耳鼻科へ行くのを控えていたのだけど、
我慢できないくらい症状がひどくなってきたので薬を貰ってきた。


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使ったことがない薬が1つあったので説明書を開いた。
衝撃が走った。






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…………。
人前ではこの薬の使用をやめようと誓った。
posted by 歯車 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

「ブラバン」津原泰水

39 ブラバン(津原泰水)評価3.5
ブラバン

音楽がいまより少し高価だった時代。
ぼくのすべては弦バスとベースを弾くためにあった。
あれから25歳、年をとったぼくが語るブラスバンドの思い出。
音楽に明け暮れたぼくらの青春小説。


学生時代が終わろうとしているせいかな。
最近は昔の仲間を回想する形式の物語にめっきり弱くなってしまった。
なんかその設定だけどじーんときてしまうといいますか。
そんなわけでで400ページを一気に読んでしまった。
うん、楽しめた。
ただブラバンという題名から期待していた爽快さとは違うせつない読後感に少しがっかり。
熱くてハッピーになれる本だと思っていただけど。
主人公と一緒に高校のブラスバンドに在籍していたメンバーの
高校時代の過去と25年後の現在を対比する形で描かれているけど、
現在が必ずしも幸せといえる人ばかりではなくて、
不幸になった人たちの印象のほうが強かったためかも。
ノスタルジーを感じたい人にはおすすめな本かな。
posted by 歯車 at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「オロロ畑でつかまえて」荻原浩

38 オロロ畑でつかまえて(荻原浩)評価3.5
オロロ畑でつかまえて

酒が原因で妻に離婚された杉山。
彼が勤めるのは零細広告会社ユニバーサル広告社。
命綱の仕事も失敗に終わりいよいよ倒産に向けてまっしぐらというところで、
舞い込んできたのは過疎化の激しいど田舎・牛穴村の村おこし。
ユーモアのセンスが光る長編小説。


おもしろい。
デビュー作だからか続編の「なかよし小鳩組」に比べると
はちゃめちゃぶりが抑えられてたかな。
キャラクターの作り方がうまい。
イメージアップ戦略としては外道だったんで普通は嫌悪感を抱くんだろうけど、
ユニバーサル広告社と牛穴村の面々が憎めないキャラクターのせいか
逆にほほえましさを感じてしまった。
くすりとできる作品は好きなので荻原さんは二作目だけど他の作品も読みたくなったよ。
posted by 歯車 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

「イカロスの誕生日」小川一水

37 イカロスの誕生日(小川一水)評価3.5
イカロスの誕生日

翼を持ち自由に大空を翔る能力を持った人々、イカロス。
生まれもった自由奔放な気質から社会を多少乱すことはあっても、
イカロスと他の人々は穏やかに共存していた。
だが、ある日突然のイカロスを社会的に抹殺する法案の成立。
女子高生イカロスのはるかもその混乱に巻き込まれようとしていた。
空に生きる人々を描いたSF小説。

表紙絵が好みでブログにぜひ飾りたかったけど
アマゾンでは画像がないみたい。
残念。
内容はイカロスが自由を得るために闘う話。
ストーリー的にはいつの間にか問題が解決してしまった感があり、
煮え切らない感じでもっと徹底的にイカロスたちを追い込んだほうが、
最期が盛り上がったんじゃないかと思ったりもする。
ただ、ロー効果やヨー効果など難解な耳慣れない言葉があったけど、
はるかが飛び方を教わるシーンは説得力がありすごいなと感心した。
posted by 歯車 at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

「対話篇」金城一紀

36 対話篇(金城一紀)評価3.5
対話篇

恋愛小説:親しくなった人が次々に死ぬ彼の運命
永遠の円環:死にゆくぼくの復讐
花:老弁護士と仕事をやめたぼくのドライブ

登場人物それぞれの人生が、じわりと心に響いてくる作品集


ゾンビーズシリーズと比べると必ずしもハッピーエンドではないので
暗い印象を受けるけれども読後感は爽やか。
死が迫っていても抗い、
死神につばを吐くような登場人物たちの力強い生き方のせいだろうか。
金城さんの小説は読むと元気が出てくるけれど、
この作品集も前向きな気持ちにさせてくれるいい本でした。
posted by 歯車 at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 3つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

「なかよし小鳩組」荻原浩

35 なかよし小鳩組(荻原浩)評価4.0
なかよし小鳩組

30代のさえない男、杉山。
彼が勤めるのは零細広告代理店ユニバーサル広告社。
あわや倒産寸前というところで飛び込んできたのは
ヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略というとんでもない代物。
果たして仕事は成功するのか?
くすりと笑えるユーモア小説。

おもしろい。
前作「オロロ畑でつかまえて」は未読だけど楽しめた。
この終わり方でも満足だけど、
欲を出せば勝也の今後や猪熊の今後など、もうちょっと後のことまで読みたかったなぁ。
ヤクザを怖くも滑稽な人間味ある姿で描けているところが見事。
エゲツナイことしているはずなのに、妙ににくめないというか。
うまい。
杉山と娘の早苗のどこかずれた会話も面白い。
温かくなれるいい本でした
posted by 歯車 at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 4つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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