[PR] SEO 墨汁二滴: 伝わる・揺さぶる!文章を書く

2006年10月03日

伝わる・揺さぶる!文章を書く

・伝わる・揺さぶる!文章を書く(山田ズーニー)評価5.0



読み手の心を動かす文章とはどういうものなのだろう?
そういった文章を書くにはどうしたらいいのだろう?
7つの要素をもとに長年、高校生の小論文指導に携わった著者が説く、
人の心を動かす文章の書き方。


すごくいい本。
これまで読んだ文章作成本の中で1、2を争う出来。
高校生のときに出会えれば最高だった。

この本が素晴らしいのは、
まず良い文章とは何かという説明から入っているところ。
最初に、良い文章を"しかるべきときに機能するな文章"と説明しているおかげで、
読者が目標をしっかりと見定めた形で読み進めることができる。
よくある文章作成本のようにこの点をおざなりにしていたら、
良い文章が感情移入できることなのか、情感豊かなことなのか、
読者は翻弄されることになり、
結局はゴールを見失うことになっていただろう。
さらに良いのは、名文と呼ばれる作品を読みこめだの、人と違うことを書けなど
あやふやでお茶を濁すような説明がこの本には全くない。
すべては論理的かつ明快である。
機能的な文章を書くためポイントを7つにまとめられ丁寧に説明されており、
文章を書く要点が非常にわかりやすい。

小論文が試験にある受験生、就職活動を控えた人、社会人になる方、
そういった人たちの中で論理的な文章が書けなくて悩んでいる人にぜひ読んでもらいたい。
ぼく自身、小論文などの人を納得させるような文章を書くのは苦手。
日記を書いているから小論文も得意だろと思うかもしれないけれど、そうでもない。
同じ走る陸上競技でも長距離走と短距離走では求められる能力が違うように、
文章でも主観的な視点の日記と客観的な視点の小論文では書くために、
きっと必要される力が別なのだろう。
読んだからといって論理的な文章をすぐには書けるようにはならないだろうけど、
この本のおかげで起点のようなものを得られた。

とりあえず2度読んだけど、
まだ血肉するためにあと数回読み直す必要がありそう。
この本を書いてくれた著者に感謝。

県大の図書館にも2冊あるので興味が湧いた人はぜひ読んでみるといいよ。
posted by 歯車 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 5つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。