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2006年10月24日

きみの友だち

・きみの友だち(重松清)評価4.5→5.0



これから、きみと、きみにかかわりのある何人かの子どもたちの話をしようと思う。
恵美ちゃん―――最初は、きみだ。

友だちって?
友だちについて問いかける長編小説。


読み進めるほどに引き込まれていく。

"みんな"といることを選ぶのか?
それとも"友だち"と一緒にいることを選ぶのか?

自分の周囲を考えずにはいられなくなる。
クラスの輪から離れようと、
「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい」
そういっていつも二人でいた恵美と由香はまぶしい。

重松さんの小説を読むのは"ナイフ"以来。
ナイフはこれでもかというぐらいいじめを表現しつくした作品。
逼迫していて切実で現実的。
息苦しさに窒息しそう。
"ナイフ"は傑作だったが、あまりに凄すぎてトラウマとなった。
それ以来、重松さんの小説は意識的に避けてきた。

"きみの友だち"のおかげで、そのトラウマもいくらか解消された。
次は"流星ワゴン"でも読んでみよう。
posted by 歯車 at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 5つ星本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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